ログタニシ

曲がり角で曲がれず事故る

Ninth Peelの感想〜2ヶ月煮込み〜

うおおおおお文章を書く気力が足りない!!!

弊社ホワイトではあるんだがワイの体力が足りん……。タニシです。

 

世界一かっこいいバンドのイカしたアルバムが出たので久々に書こうと思ってたんですが、気がつけば、2ヶ月経ってました。この間にTOUR 2023「Ninth Peel」は進み、プレミアリーグアーセナルではなくマンチェスターシティの優勝で終わりました。アーセナル……。

私はTOUR 2023「Ninth Peel」の神奈川公演に連日参加したので(なんで?)、その視点を含めて書けばいいかなという気持ちでいます。

 

逆に言えばツアーのネタバレがあるってことですね。ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

閑話休題

アライグマちゃんかわいいね……

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0.アルバム全体として

曲目は以下の通り

01.スペースシャトル・ララバイ
02.恋する惑星
03.ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ
04.カオスが極まる
05.City peel
06.Nihil Pip Viper
07.Numbness like a ginger
08.もう君に会えない
09.アンチ・トレンディ・クラブ
10.kaleido proud fiesta
11.フレーズボトル・バイバイ

 

トータル11曲で40分。UNISON SQUARE GARDENさんの過去アルバムは12曲なことが多いと思うと気持ち短めですかね。通勤、通学時間にツルッと聞きやすいと思うといいのかもしれん。

東京近郊の通勤時間の平均は48分程度(片道)です。

引用元:https://www.haseko-sumai.com/kurashi/archive/detail_443.html

ちなみに最近のアルバムはこんな感じらしい。

Patrick Vegee : 12曲で45分

MODE MOOD MODE : 12曲で48分

Dr.Izzy : 12曲で46分

 

 

・・・・。

・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・。

 

MODE MOOD MODE最高!!!



8分差があるってことは余裕を持てるってことだから……通勤中でも余裕がある大人がカッコいいから……

 

確実に言えることは一曲少ないってことですかね。特に各アルバムにあったりなかったりした、一曲目の2〜3分の短い曲がないんですよね。(スペースシャトル・ララバイは3分46秒)

1つの定型じみたものとして好きだったので、悲しくもあるような、でもバンドは自由であってほしいと思うような…

 

短いながらもスローテンポな曲が真ん中に鎮座しているからか割と長く感じますね。聞き応えは十二分にあります。

軽快なロックで疾走感があるというよりかは、近年のアルバムに比べても重ためでジャケットの背景みたいな色の印象を受けました。

 

あと、なんとなくの感覚としてこれまでのアルバム以上にライブっぽい曲順な気がします。

上げる前に繋がる曲だったり、しっとり聴かせる場所があったり、アンコール曲っぽいのがあったり……。

 

そんな9枚目のアルバム1曲ずつ感想を書きます。いい曲いっぱいだね。

 

 

 

 

01.スペースシャトル・ララバイ

 

3分46秒のオープニング曲、イントロから歌詞あり、明るくてテンポのいい曲。確実に「始まったな……!」って思わせられる曲です。

 

信じられるか? これが世界だっていうらしい(ii)
はりぼてじゃあるまいし(ii) 命があるかさえ怪しい(ii)
まるで万華鏡 ただ眺めてるだけじゃつまんない(i)

Aメロで韻を踏む曲は…上がる…!

 

ツアーで聞いた時に1番響いた曲でしたね。

ドラムソロの後、後ろに皮剥き地球も降りてきて、最後に盛り上がるパートの頭には最高でしたね…。

 

9枚目って言わんのかーい!の気持ちがあったけど「Ninth」だっってんだろうがと言われたので気にしません。ありがとうアライグマ🦝

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どうしようもなく 生きてみたくなった

👆この手の言葉に弱い

 

 

 

02.恋する惑星

 

花澤香菜さんではない。

 

スペースシャトルで飛んでったなら惑星にも着くやろ。

 

優しくて明るくて踊れるいい曲です。

MVもあっていいですね(ええですね)。

恋を歌うわりにはストレートな印象があります。「君の瞳に恋なんてしてはない」って言ってたバンドか??

一聴目で一番好きな曲でした。音が多いと楽しいね…ありがとう伊藤翼…

 

 

 

03.ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ

 

 

テレビアニメチェーンソーマンの第13話EDです。(嘘)

 

うおおおおお最高に踊れる曲!!!って感じです。キレキレのキレ

 

国を捨てるときは炊き立てのご飯のことが気になるらしいが、世紀が終わっちゃうと恋が覚めてしまうらしい。

 

次の曲へのジャンプ台としても完璧なポジションにいますね。最後の「制御不能だ⤵︎」がエンジン回し切ったチェンソーみたいでいいなって思います。

 

 

 

04.カオスが極まる

 

 

みんな大好きブルーロックのオープニングテーマです。ブルーロック人気もあってYouTubeショートでめっちゃ聴きました。

売れた曲になるのは嬉しいですね。当分ライブでも聴く頻度が増えそうな気がしてます。

 

4曲目にシングル曲が来るっていうのはPatrick Vegee やMODE MOOD MODEと同じ形式ですね。やっぱりカッケェ曲がここにあるといいなってなりますね。

 

口の悪い斎藤宏介が……好き。

 

 

 

05.City Peel

 


これがUNISON SQUARE GARDEN流のcity popか…(筆者は音楽のジャンルが本当にわかりません。)

 

Peelの名を冠した曲。曲順といい、タイトルといい、この曲がアルバムの代表曲なのかなって思ってます。この曲のイメージに引っ張られて前述のアルバムイメージが出来上がっている気もします。

 

曲のテンポもスローペースで、まさに7割の歩幅で聴いちゃう曲です。

7割の歩幅で帰りたいわね…すげえいいなこの歌詞…。

 

 

 

06.Nihil Pip Viper

 

 

配信でのみ先に展開された珍しい曲。(今の時代はこれが普通なのかもしれん。)

今回はAlbum mixらしい。

 

いい意味で平均値みたいなイメージがあるんですよね。なんかいい曲できたから出しちゃいまーすが1番似合う感じの。

 

みんな大好き「蓋然性合理主義」をガキの遊びと一蹴できるのが最高に好きです。

 

一聴目の時、曲調的にCity Peelの次はNumbness like a gingerだと信じて止まなかったので裏切られた気持ちでニコニコしてしまった……。ありがとう…。

 

 

 

07.Numbness like a ginger

 

 

と思ったら来るんかーい!!

 

こちらもブルーロックのエンディングテーマ。アルバム発表と同時にYouTube上にMVが上がりましたね。アルバムのメイン曲はこれなのかもしれん。

アルバム曲(notシングル曲)でタイアップって珍しい感じがしますね。

 

しっとりしてる。非常にしっとりしてる。でもなんか前向いてるっぽい感じもある。個人的に2ヶ月経っても噛み砕けてない感覚がある曲です。難しいぜ……。

 

Numbnessは痺れって意味らしい。麻痺状態になると素早さが半分になるので注意しましょう。

 

 

 

 

08.もう君に会えない

 

 

おいおいおいおい湿度高すぎるだろ。

 

こちらはアルバムが出る前にYouTubeで演奏の様子が先に出ましたね。

 

この曲のモデルがいるとかいないとかは割と無粋だなと思ってしまうので、あまり気にしないんですが、そもそもその密度で歌詞を読まない(読めない)ので俺には関係なかったです。よかったぁ〜!!

 

やや茶化した文章書いてしまいましたが、これだけ真っ直ぐ歌われると聞き手として外したく気持ちもありませんかね。わかりませんかね。

 

でもきっとこの曲は、今でもこれからも、誰かにとって思いを閉じ込める曲になり得るのかなとは思います。

友人の言葉なのですが、思いは曲に閉じ込めたらいいらしい。かっこいいね…。

 

 

 

 

09.アンチ・トレンディ・クラブ

 

 

ソーシャル・ソーシャルではなくトレンディらしい。

 

変わり変わって、バンドの真骨頂を感じる曲。ただでは一緒にいてくれないのが最高に好きだ。

 

ツアーでは「シューゲイザースピーカー」→「アンチ・トレンディ・クラブ」→「MIDNIGHT JUNGLE」という曲順で披露され、これは次カオスだろ!って思わされたがPhantom Jokeでした。うますぎんだろセトリ……。

 

アルバムの曲順的には、最後走り抜けるぞって感じを与えてくれる曲ですね。

 

 

 

 

10.kaleido proud fiesta 

 

 

TIGER & BUNNY 2」オープニングテーマとなる1曲。オリオン、リニアブルー、harmonizedと続いてきたタイバニタイアップの最新作。

フィナーレを迎えた一連の流れかと思っていたら、かくしてまたストーリーが始まった。

 

隙のないくらいいい曲ですね…。僕は恥ずかしながらタイバニを見ていないので、タイバニファンの視点は持ち得ませんが、真摯にいろんな立場に向かい合ってできた完璧な1曲ってイメージがあります。

 

めっっっちゃ好きなんですよねこの曲。ライブで聴いたら両手でガッツポーズしちゃうし、そのままイントロのギターに合わせて空を殴っちゃう。

10年経てば変わる部分も当然あるわけだけども、10年前も今も好きだわこのバンドと思わされる1曲です。

 

 

 

 

11.フレーズボトル・バイバイ

 

 

エケチェンなのでpeek a booでキャッキャします。

 

アルバムの最後でバイバイする曲といえばPENGUIN RESEARCHのBYEBYE RESEARCHが過ぎりますね。

 

バイバイって言ってるけど寂しさなんて微塵も感じさせないし、当然のごとくまた会える気にさせてくれる少年時代のバイバイなんですよ。

 

この曲そもそもが「誰か」に向けてない、お前に向かって歌ってんだよを改めて体感させてくれますね。

 

ライブのアンコールで聞きたいし、「忘れられない今日になった!」って歌った後にバイバイッ!っていう斎藤宏介が見たい。ツアーでは出なかったのでまたいつかですね。

 

スペースシャトル・ララバイと名前的にニコイチなので彼が実は0曲目になるのかもしれない。(とはいえアンコール曲感が強すぎるぜ)

 

今夜も楽しかったね

 

 

 

 

 

12.終わり

難しいぜ!

自分の人生ベスト盤はMODE MOOD MODEなのは変わらないし、続くPatrick Vegeeもかなりイカすアルバムだったこともあってか、正直Ninth Peelはブッ刺さりではない。

ところどころそれするんだって思ってしまう部分もある。

 

でもやっぱカッケェんだよなぁ〜〜〜〜!!!

自分は馬鹿なので考えを煮詰める前にいっぱい曲聞けてうれしい!になってしまいますね。

 

期待と外れている部分があっても、自分の期待に迎合してほしいわけではないので、カッコよくいてくれたらうれしいなで今日も生きていこうと思います。

 

 

今後も聞けるのでいつか自分のチャンネルが合うかもしれないしね。形に残るとずっと聞けるのが嬉しいね。

 

20周年も控えてるし、また色々仕掛けがあると嬉しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15周年が4年前!!??!????????