2021下半期楽曲10選
来年から一人暮らしを始めるのですが、やること多くて挫けそうです、タニシです。
上半期もやったので下半期もやりまーーーす。いえーい
下半期あんまり曲の幅が増えなかった感じがあるので色々人のブログ読ませてもらおうと思います。
楽曲のジャンルとか未だによくわからないのですが、この精神でいきます。
1.So Please(テレビ朝日系「お願い!ランキング」7月度OPテーマ) - おねがいシラサギ(CV.種﨑敦美)
作詞・作曲・編曲:Nor
テレビ朝日系「お願い!ランキング」7月度OPテーマです。「お願い!ランキング」って声優さんがよく出演していたり、そういうカルチャーに寄っている地上波番組ってイメージなのですが、テーマソングまでそういう文化圏でやっているの、いいなって思いました。(見たことがない)しかもMVまであるらしい。
Norさんはキズナアイさんの「Hallo,Morning」や、電音部の「ミルキータイムライン(Prod.Nor)」「Chick Chick love♡」などを担当されています。(今知ったんですが、Norさん韓国出身の方なんですね、てっきり日本の方だと勘違いしてました)
Norさんの曲が元々好きで色々聞いていたのですが、さらに元々好きだった種﨑敦美さん歌唱曲なのを見かけてひっくり返った記憶があります。
Norさんらしいかわいらしさが感じられる曲なのですが、なんだかすごい寂しさもある歌い方がすごいいいですよね。
なんだか夢見心地になるような不思議な感覚に陥る素敵な曲です。
あとおねがいシラサギさんめっちゃビジュアルかわいくないですか
2.OH MY GOD - SHHis
作詞:Co-sho
作曲:小久保祐希・Eunsol(1008)
編曲:Eunsol(1008)
落ちサビ前の「シー…」でわいも湧き散らかしたい
アイドルマスターシャイニーカラーズの新たなユニットSHHisの楽曲です。
SHHisは、圧倒的なカリスマを持ってる緋田美琴(CV.山根綺)とアイドルへの情熱ゆえにコンプレックスを抱えている七草にちか(CV.紫月杏朱彩)のコンビユニットになります。天才とそれに対するコンプレックスっていうの堪んないっすね…
小久保祐希さんは同じくシャニマスでStraylightの「Wandering Dream Chaser」や放課後クライマックスガールズの「よりみちサンセット」などを担当されています。
Eunsol(1008)さんはTWICEの「BETTER」などを作曲されており、多分ゴリゴリのダンスミュージック感はEunsol(1008)さんによるものかなと思っています。それを小久保祐希さんはシャニマスの範囲になるようにしたのか、あるいは小久保祐希さんの雛形をEunsol(1008)さんがゴリゴリにしたか、なのかな…(編曲者を見ると後者?)
二次元アイドルコンテンツでここまでゴリゴリやってもいいんだなって感じですし、合ってるんだよな…ってすごい思わされました。久々に見たシャニマスのクリスマスパーティでのキャストお二方のパフォーマンスも、曲の圧に両者がいいバランスですげえ良かったなって思いました。山根綺さんかっこよかったです。
この曲だからこそより両キャラのパワーバランスが明らかになっている感じがあってそれもおもしろいと思いました。逆に言えばよりエグいのかもしれませんが…
3.VOY@GER - THE IDOLM@STER FIVE STARS!!!!!
作詞:烏屋茶房
アイドルマスター16周年のイメージソングです。
全体曲って色んな人が混ざるのでポップスが丸い感じがする(アイドルだしね)のですが、より未来を意識させるようなダンスミュージックです。
作曲もこれまでのアイドルマスターを支えて来たMONACAから新進気鋭の井上馨太さんが担当されていたりと15周年を超えてより先にイクゾッ!って感じがありますね。
宇宙や未来を感じさせるサウンドに5ブランド混合だからこその男女混声で楽しさも満点です。
落ちサビ前の「I must」を繰り返すところで期待値を高めつつ、「無限大なんて言葉じゃまだ足りない」ってサビに繋がるの多幸感も極みだって感じです。
5ブランド揃った状態が1番しっくりくるけども、各ブランドに分けた時、それぞれのソロバージョンを聞いた時も面白さがあって何度も楽しめます。僕はミリオンライブの高坂海美(CV.上田麗奈)が好きなのですが、海美のラップパートめっちゃ跳ねている感じがしておススメです。
MVのクオリティも高くて「俺…もう少しだけPでいてもいいかなぁ……!」ってなりました。僕みたいにちょっと遠くに行ってしまった人もこれは是非聞いて欲しいなって思います。
4.ピンキーフック - 麻倉もも
作詞・作曲:渡辺翔
編曲:倉内達矢
女の子が恋を歌うポップチューンは最強なんだよな…
麻倉ももさんの9thシングルでTVアニメ「カノジョも彼女」のEDです。
ファンファンなってるイントロとギターに多幸感を覚える楽しい楽曲です。
前も渡辺翔さんの曲「水生」のときも言ったような気がするんですが、言葉の切り方というか音への合わせるがそうはならんやろ!って合わせ方で驚くんですが、でもめっちゃ聴こえいいんですよね…天才すぎん?
キメの気持ちよさと「Ah」のところみたいに踊れるところがあって何度も聞き直したくなるいい曲です。
動いている麻倉ももさんはかわいいなぁと思いながらMVを見ています。
麻倉ももさんと渡辺翔さん、倉内達矢さんの組み合わせはTrySailの楽曲「かかわり」で一度会ったんですが、180度曲調の違う楽曲で驚きますね……
ファンファンなってる楽器ってなんなんすかね…?
5.特者生存ワンダラダー!! - 天音かなた
作詞・作曲:田淵智也
編曲:佐高陵平(Hifumi,inc.)
濃いめの田淵智也マシマシで
ホロライブ所属の天音かなたさんの楽曲です。
タメとキメが死ぬほど気持ちいい!!!!個人的な田淵智也さん楽曲の好きなポイントの1つがキメが気持ちいいところなんですけれども、そう言ったところが存分に現れた素晴らしい1曲です。
特に「特者生存ワンダラダDAY」のダンダダダダンってなってるところが好きです。(伝わるのかこれ…)
「Wonder-la-der-la」のキャッチーさもあり、
一度聞いた時から気持ちよさの渦に飲み込まれています……
僕は天音かなたさんのパーソナリティをほぼ知らないのですが、随所に散りばめられていそうでファンの方々はめっちゃめっちゃ満足度高かったのかなって思います。
編曲を担当された佐高陵平は上半期になりますが、アイドルマスターミリオンライブで「パンとフィルム」という楽曲も担当されてらっしゃり、こちらもまた素晴らしいですよね。
ワンダラダラってなんなんだ…?
6.エンターテイナー - Rain Drops
作詞・作曲・編曲:じん×堀江晶太
じんさんと堀江晶太さんによる共作で、にじさんじ所属ライバーによるユニットRain Dropsの楽曲です。
Rain Dropsは緑仙さん、三枝明那さん、童田明治さん、鈴木勝さん、えるさん、ジョー・力一さんの男女混声ユニットなのですが、男女混声ユニットでこのキー設定していいんだ…ってくらいいいキーが高くなります。これ歌えてるだけでもすげえなって感じなんですが、綺麗に響くんですよね…
曲も転調(?)が多くていくつもの側面を持っているような雰囲気を感じる非常に聞き応えのある楽曲です。
やしきんさんが、アニソン派vol.4.5で話されていた通り多くの若い作曲家たちが影響受けてきたラスボスのような2人の共作、上がらないわけがない…
なんか若干ニュアンス変わって伝播されているかんじがあるので訂正させていただきたいんですが、アニソン派にて「(エンターテイナーの曲紹介で)堀江晶太くんとじんくんという夢のタッグ。ボカロに影響受けて作曲活動してる若いクリエイターにとってはラスボス的存在ですよ」と発言したところ(続
— やしきん (@yashikindesu) 2021年12月10日
じんさんと堀江晶太さん共作は他にも「ミリオンワンズ」、アイドルマスターミリオンライブ!Blooming Cloverの「Clover Days」、そらるさんの「幻日」があります。
7.ウラノミト - 月ノ美兎
作詞:只野菜摘
にじさんじ所属のバーチャルライバー月ノ美兎さんの1stアルバム「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる」の1曲です。
委員長で知られる月ノ美兎さんが歌うには色っぽすぎませんか???ささやき声っぽい歌声もそれを助長している感じがあります。
「追いかけているのは いい子の方でしょ
本当のことを教えてあげるよ」とか「表は表で楽しくやってる それなら裏でもね どう?」とか、こういけないところに連れて行かれるかのような蠱惑的な歌詞がすごいいいです。
綺麗に見えている月でも裏側はセンチネル・プライムが埋まっていることはみなさんトランスフォーマーでご存知かと思いますが、そういう「月」の2面性を「月ノ美兎」さんとかけるのすごい良いなって思います。
アルバム全体もクオリティが高く、癖の強い作曲陣を月ノ美兎さんのサブカル感、アングラ感でうまく一本筋通したな…と思わされました。なんでもありなんだけどしっかりコンセプトが通っているのは1stアルバムとしてベストなのではないでしょうか。
8.Stellar Stellar - 星街すいせい
作詞:星街すいせい
作曲・編曲:TAKU INOUE
ホロライブ所属の星街すいせいさんの1stアルバム「Still Still Stellar」の1曲です。
音の厚みが……違う!
壮大な中で宇宙を感じさせるサウンドに星街すいせいさんの力強い歌声が響き渡ります。
ただただEDMっぽい曲ではなくバンドのエッセンスを感じるような作り込みがすごい細かそうな楽曲です。TAKU INOUEさんのルーツが関係しているのかもしれないみたいな話を聞きました。(言伝)
上半期10選の時も書いたんですが、星街すいせいさんの作詞すごいっすよね…「僕は夜を歌うよ Stellar Stellar 世界、宇宙の真ん中で」とか専業の人のそれじゃん…
TAKU INOUEさん楽曲でよくある(おそらく)生ドラムのタラララララみたいな音すごい好きです。
今宵ずっとずっと音楽は止まない
9.トアルトワ (feat. Taku Inoue) - 東雲和音 (CV:天音みほ)
作詞・作曲・編曲:TAKU INOUE
電音部からもTAKU INOUEさんによる1曲です。
韻が…韻がすごい…!!
「東京→神田(ana) 開いた傘(iaiaaa) また雨(aaae) ポッと空いた穴(ooaiaaa) 抱いたままただ(aiaaaaa)」
「生態系」↔︎「相対性」
「環状線」↔︎「情報戦」
「サンデー マンデー」↔︎「万世橋」
などなど…
全編通してどれだけ韻を踏めるかみたいな遊びでもしてるくらい韻を踏んでます。
前述の「Stellar Stellar」がバンドのエッセンスを感じさせるのとは対照的に、この曲はよりデジタルなダンスミュージックになっている感じがします。
「踊ろうぜ」から始まるサビ無敵感しかない
東雲和音さんは「Mani Mani」に続いて2曲連続でTAKU INOUEさん楽曲になります。トアルトワのようなウェッティな曲の方が歌声と相性良さそうな感じもします。(Mani ManiはMani Maniでいいと思います)
東京→神田から万世橋を通って東雲和音さんの担当エリアであるアキバへと繋がる感じニコニコしちゃいますね…。
10.3時12分 - TAKU INOUE & 星街すいせい
作詞・作曲・編曲:TAKU INOUE
またTAKU INOUEだァ!
3曲とも母体が違うのでセーフですセーフ
2021年のベストオブベストです。
TAKU INOUEさんのクラブカルチャーへの気持ちが垣間見えるようなクラブ賛歌です。
私はまだクラブに行ったことがなくて真にこの楽曲の気持ちを受けれてはいないのですが、いつかこの楽曲が3時台にかかるようなクラブに行ってみたいものです。
テンポ的にもミドルテンポで穏やかな曲ですが、それでも華やかで気持ちを上げてくれる楽曲です。
「踊っていたいよ 僕ら死ぬまで 不安定で歪なこの場所で」「1.2で世界を変えたくて」「同じ曲が好きってそれだけで肩を組んでさ」とクラブの良さを体現化したような言葉を情感たっぷりに歌い上げられています。
ドラマのチチッチチチッチみたいな音が気持ちいいんですねぇ…。
MVも死ぬほど良くて、東京の夜と昼が混じり合う様子を表してくれています。
私東京の街が好きなので、このMVめちゃめちゃ好きなんですよね…人じゃなくて街にフォーカスが合っているところも含めて。
曲の長さも3:12でしっかりかけに行ってるのもうめえなぁ!って思わされます。
この曲も収録されているTAKU INOUEさんの1stEP、「ALIENS EP」5曲ともめっちゃよくて、正直10分の5がALIENS EPでもいいな…って思ってました。
徹夜で課題とかしてる時に聴くと俺も「来ないで来ないで次の朝よ」って気持ちになれるのでいいかもしれません。
以上です。谢谢你,我爱你〜〜〜!!!
3曲TAKU INOUEさん楽曲、5曲Vtuber楽曲と偏りが激しいあたり、聴く曲の幅が縮んでるんだなと思わされました。
今下半期はアルバムが良かったなってイメージがあります。今回挙げた「月ノ兎はヴァーチュアルの夢をみる」や「Still Still Stellar」、EPですが「ALIENS EP」はもちろん、上田麗奈さんの「Nebula」、DIALOGUE+の「DIALOGUE+1」、ワルキューレの「『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』ボーカルソング集 Walkure Reborn!」などここでは紹介しなかったいいアルバムがあったのでアルバムつるっと聴くのもおすすめです。
来年から社の者になるのが怖くて仕方ないのですが、時間見つけて曲聴くようにしたいです。京に上るので色々イベント行けるといいなぁ…